「古い空き家を利活用していく」

空き家は負債ではなく地域資源

「古いもの・味のあるもの」「DIY」という価値観

一般的な「新品できれいなもの」「きれいなプロの仕事」を求める価値観とは異なる、「日常のなかにある古いもの・味のあるもの」「自分でやりたい=DIY」という価値観が広まりつつあります。この価値観を大切にする視点は、「古い空き家」や「空き家の片づけ・解体廃材」の中から、その人なりの価値を見出します。

空き家は地域資源

古くなった空き家は「買い手がいない」「借り手がいない」という認識から、一般的には負債として扱われます。空き家Tokaでは、古い空き家や古材・古家具の利活用、DIYを通じて、この価値観を共有できる人たちがつながる場をつくり、古い空き家・古いものの需要を「見える化」していくことで、負債と思われていた古い空き家を地域資源として発掘し、「古い空き家・古いものを使いたい人」と所有者をつなぎ、利活用を促進していきます。


空き家の利活用とは?)

空き家を新規居住者・事業者に売却または賃貸し、住居用・事業用物件として活用していくことが「空き家の利活用」です。近年は古い空き家を借主負担による改修工事を前提とした賃貸契約(DIY型賃貸借契約)が増えています。(元)空き家所有者にとっては維持管理または解体費用の負担がなくなり、利活用する事業者にとっては少ない初期投資で事業用物件を準備できる、というお互いにメリットがあるかたちで、移住定住促進・地域活性化の手段のひとつとなっています。